受取配当金
概要
受取配当金とは
受取配当金(うけとりはいとうきん、英:Dividend income)とは、法人から受ける利益の配当、中間配当、剰余金の分配、投資信託および特定目的信託の収益の分配金のことです。
計上時期
利息を受取ったときに、計上されます。
相手勘定
主に以下のような相手勘定があります。
ほかにも多数あります。
仕訳例
(1)法人からの剰余金の分配金10万円から法人税4千円が差し引かれて普通預金に振り込まれた
借方 | 貸方 | ||
---|---|---|---|
普通預金 | 9万6千円 | 受取配当金 | 10万円 |
法人税等 | 4千円 | - | - |
(2)株主配当金10万円から源泉所得税4千円が差し引かれて当座預金に振り込まれた
借方 | 貸方 | ||
---|---|---|---|
当座預金 | 9万6千円 | 受取配当金 | 10万円 |
租税公課 | 4千円 | - | - |
類似勘定
受取利息
どちらも受け取った金銭を処理する科目ですが、受取利息は貸付金や普通預金に対する利息です。
有価証券利息
どちらも受け取った金銭を処理する科目ですが、有価証券利息は国債や他社の社債を保有している場合に受け取る利息です。