車両費

このトピックでは、車両費勘定とその仕訳方法を取り上げて説明します。

車両費（しゃりょうひ）とは、自動車にかかる費用をまとめて処理する費用勘定のことです。
車両費としては以下のような例が取り上げられます

• 維持管理関係
  • 洗車代
  • 修理費
  • 車検
• 保険料
  • 自動車保険料（自賠責保険・任意保険）
• 税金
  • 自動車取得税
  • 自動車重量税
  • 自動車税または軽自動車税
• 交通費関係
  • ガソリン代
  • 道路代

「車両費」は損益勘定科目であり、「販売費及び一般管理費 」に分類されます。

「車両費」は以下の例外を除いて原則的に消費税の対象です。

• 保険料
• 税金
• 車検手数料

自動車に関する費用を支払ったときに費用として計上します。

「車両費」勘定の相手になる勘定は主にいかのものがあります。

• 現金
  現金で車両費を支払ったとき
• 預金
  口座振込で車両費を支払ったとき

(1)現金で1万800円のガソリン代を支払った

(2)口座振替で3万円の自動車税を支払った

(3)現金で3240円の高速道路代を支払った

自動車にかかる修理代は、車両費勘定を使用せず、修繕費勘定を使くこともあります。

自動車にかかる取得税、自動車税などの税金は、車両費勘定を使用せず、租税公課勘定を使くこともあります。

自動車にかかる保険料は、車両費勘定を使用せず、保険料勘定を使くこともあります。

自動車にかかるガソリン代は、車両費勘定を使用せず、旅費交通費勘定を使くこともあります。

自動車にかかるガソリン代は、車両費勘定を使用せず、消耗品費勘定を使くこともあります。