差入保証金

差入保証金とは

差入保証金(さしいれほしょうきん、英:Guarantee deposits)とは、1年以内に営業上の保証金、建物を賃借する際の保証金・敷金、機械などをリースする際に支払う保証金などをいいます。

支払った保証金は退去時に返還されます。

計上時期

圃場金を支払ったときや返還されたときに、計上されます。

主に以下のような相手勘定があります。

  • 普通預金
    普通預金口座から支払ったときや振り込まれたとき
  • 現金
    現金で支払ったときや受け取ったとき
  • 修繕費
    物件のクリーニングなどをしたとき

ほかにも多数あります。

 

(1)物件を契約し、敷金100万円を普通預金口座から支払った

借方貸方
差入保証金100万円普通預金100万円

(2)(1)で支払った敷金100万円が普通預金口座に全額返金された

借方貸方
普通預金100万円差入保証金100万円

(3)(1)の敷金のうち50万円が原状復帰のクリーニング費用として差し引かれた

借方貸方
普通預金50万円差入保証金100万円
修繕費50万円--

長期前払費用

どちらも前もって支払う金銭ですが、長期前払費用は返還されません。

長期差入保証金

どちらも差入保証金ですが、長期差入保証金は1年以上の保証金のことです。

預かり保証金

どちらも保証金ですが、預かり保証金は預かった保証金です。

リース負債

どちらも機械や建物をリースしますが、リース負債は返還されません。