年末調整
- 読み方:なんまつちょうせい
- 英語訳:Year‐end Adjustment
- 中国語訳:年末调整
年末調整とは
年末調整とは、給与所得者に対して支払われた1年間(1月〜12月)の給料・賞与や賃金及び源泉徴収した所得税等について、給与の支払者が、12月の最終支払日に再計算し所得税等の過不足を精算することです。
対象とならないひと
以下の条件に該当する従業員は、年末調整の対象になりません。
- 年収が2,000万円以上ある場合
- 災害被害による災害減免で所得税の支払い猶予や還付をすでに受けている場合
- 副業等で2ヶ所以上からの収入があり、他の給与支払者が扶養控除等(異動)申告書を提出している場合
- 非居住者の場合
- 日雇い労働者など、継続して雇用していない場合
調整できないもの
下記の控除は年末調整ではできないので、基本的に給与所得者から確定申告する必要があります。
- 医療費控除
- 寄附金控除(ふるさと納税)
- 雑損控除と住宅ローン控除(初年度に限る)
関連法律
- 所得税法第190条〜193条