預り金
- 読み方:あずかりきん
- 英語訳:Deposits Received
- 中国語訳:代扣款
預り金とは
預り金とは、役員、従業員、取引先などから、後日その者に返金するか、その者に代わって第三者に支払いをするために、一時的に預かった金銭のことです。
例としては、従業員から給与支払いに際して天引きした税金や、取引先から預かった保証金などがあります。
会計上の処理
預り金勘定は、決算書において、「貸借対照表>負債>流動負債>預り金」のように位置づけされており、いかのようなものを含んでおります。
- 社会保険料預り金
役員、従業員が負担する社会保険料の預り金 - 税金預り金
役員、従業員に支払った給与や税理士などに支払った報酬などから源泉徴収する所得税、住民税の預り金 - 預り保証金
営業取引によって生じる営業保証金や入札保証金
税務上の取り扱い
社会保険や税金などの預り金はその納付時期がそれぞれ以下のような定まりがあります。
- 源泉住民税
翌月10日
但し、給料等の支給人員が常時10人未満の源泉徴収義務者で、事前に届出を出しているものに限って。特例として年2回にまとめて納付することができます。 - 源泉所得税
翌月10日 - 社会保険料
翌月末日