洗替法とは、貸倒引当金の勘定残高を一度全部戻し入れて、あらためて貸し倒れ見積額を繰り入れる方法をいいます。
洗替法による会計処理方法は、期末に残っている貸倒引当金残高を「貸倒引当金戻入」勘定を使用して一度リセットし、改めて貸倒引当金見積額を「貸倒引当金繰入」勘定を使用して計上します。
貸倒引当金の計上方法は原則、差額補充法で処理することとされていますが、法人税法上の規程を適用し、洗替法によって処理される場合もあります。