法定福利費

このトピックでは、法定福利費とその仕訳方法を取り上げて説明します。

法定福利費(ほうていふくりひ)とは、会社が負担する、法律で定められている福利厚生に関する保険料のことです。

具体的には、健康保険料・厚生年金保険料・労災保険料・雇用保険料などの会社負担分になります。

「法定福利費」は損益勘定科目であり、「販売費及び一般管理費 」に分類されます。

「法定福利費」は非課税で、消費税の対象外です。

保険料等の額の計算の対象となった月の末日に損金算入として計上します。

「法定福利費」勘定の相手になる勘定は主にいかのものがあります。

• 未支払費用
  法定福利費が損金として計上され、まだ支払されていない時

(1)３月末に３月分の会社負担分社会保険料5万円を未払計上した。

法定福利費は、法定外福利費と一緒に福利厚生費に含めて処理されることがあります。